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Jan 7, 2016

|新築|いえのこと

 
 最初に訪れたのは寒さの厳しい冬。まずこの大自然と土地の広さ圧倒された。土地の広さ1,500坪。
一般の区画販売の土地の約25倍。そこには所狭しと栗の木が聳えたっていた。
 区画・整地された土地に家を建てる事がほとんどの今。今回は車・重機の入る道づくりから始まった。
搬入口を作り、通行の妨げになる木は間引きし家までの道を一歩一歩作ってゆく。
気づけば家つくりに差し掛かるまで数ヵ月の月日が流れていた。

 そして怒涛の数ヵ月が過ぎいよいよ家づくりが始まる。
ここまでくればいつも通りと安心しきっていたボクに自然の厳しさを痛感させられる。
まず水道がきていなかったので、近くまで山水をくみに行かなければならない。
仮設の搬入通路を作ったものの、大雨のあとは特に車が埋まってしまい皆で加勢して助け合う事もしばしば。
またその大雨で掘削した土がべちょべちょになり、数日は水たまりが残ったまま。
こういった事を繰り返しながら徐々に工事は進んでいった。
 
 内部からはぐるりと外の景色が伺える大きな窓がある。四季折々外の風景が楽しめそうだ。
仕上げ材も既製品には頼らず人の手で作ったモノがほとんど。そこには人の温かみがある。
また歳月が経てば経つほど、この家も家族のたくさんの思い出がつまった素敵な家に変わっていく。
そう住みながらつくる家へと。
糸島市 [2014‐2015]

 

 

 

Architects_松田和也/Kazuya Matsuda / kitorepe キトレペ 建築設計事務所
Photo_藤本幸一郎/Koichiro Fujimoto
Contractor_DIARY 成村建設株式会社


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