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May 7, 2016

ココにしかない手洗い器。

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今回、『くらすこと こども園』さんに納品させて頂いた手洗い器。
設計の松田さんが普通の既製品のモノではなく、どうせなら作成して頂きたいとの事でした。
 しかし、当時は完成までの時間もなく保育園の開園に間に合わないという事で、一旦この話はなくなりました。
いや今振り返ればなくなったと思ったのはボクだけだったのかもしれません。
やはり松田さんはそう易々と諦める方ではない!!甘かった。
 現場視察の時に左官さんとなにやらお話しをされている。
もしやと聞き耳をたてると、なになに??うんうん・・・手洗い器・・・作って欲しい・・・。
てなわけで手洗い器の納品が遅れることを家主さんに了承してもらい作成にはいりました。
それでは完成するまでの7日間をご紹介します。

Aug 6, 2015

完成までの道のり。

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お仕事の依頼があったのは昨年12月頃。ちょうどY-Houseでお世話になっていた,松田さんからの依頼だった。お願いしたい物件があると。しかもスグにでも着工して欲しいくらいだと。場所も深江でそう遠くではないし,その時は急ぐ物件も無かったので引き受けさせて頂こうと思ってました。まずは現場を見に行くことに。現場に着いてスグに目に飛び込んできたのは栗林。正直,すんごく山の中で家を建てれるんだろーか??と思いました。工事車両の入れる道もなく。建設予定の場所にはたくさんの栗の木がそびえ立っている。しかも水道だってない。工事途中までは川の水を使ってましたしね笑。とりあえず家を建て始めるまでに,やらないかん事がいくつかあった。帰り道の車内で社長がこの現場は色々と大変だろう。無理に引き受けなくても。正直ボクも感じとっていた。がどうしてもやりたい気持ちにはウソをつけなかった。やるかやらないか答えは平行線をたどっていた。次回,お客さんにお会いするまでに返事をする約束だったがまだ回答がでず。そうしている間にその日を迎えた。銀行でお会いし,工期・予算・家に対する思いなど聞かせて頂きました。返事は社長を差し置いてボクが発した。『なんとかなるでしょ。引き受けましょ。』そもそもうちに建てて貰いたいお客さんがいて,うちを進めてくれる松田さんがいて断る理由なんて一つもなかった。またまた帰りの車内では社長と口論になったのは言うまでもなく。最後は全責任ボクがとるので任せて下さい。とお願いした。呆れた様子で納得してくれました笑。

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こうして工事は大自然と向き合いながら進んでいく。普通なら経験できない事もたくさん経験できたと思う。家の方でも松田さんと本音をぶつける事もしばしば。松田さんがそういうスタイルで進めていこうと言ってくれたのも大きかったし,なんせ自分自身,今回の現場で成長できたのは事実であり感謝している。設計士,工務店という立場は違えどもいい家を作りたいと思う気持ちはみな同じであり理想の関係が築けたと思う。

今、完成をまじかにして家の一つ一つを自分の目や手に取って確認している。そこには形になるまでの思い出とか職人さんの顔とか浮かんできてジンとくるものがある。良い家・素晴らしい家を建てる事はボクらにとっては当然のことで、いかにお客さんに喜んで頂けるかほんとそこに尽きる。協力して下さった皆様ありがとう。感謝しております。

かんとく yamaguchi

Jul 27, 2015

台風

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心配だった台風の影響も無くよかったです。新築中の家がもうすぐ完成します。
とても素敵に仕上がっていて楽しみです☻

text_Miho Narimura #家づくり

Jun 25, 2015

素材を活かす技術。

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箇所に応じて寸法をとり、一つ一つ重ね張っていく。既製品ではない素材のため幅や厚みが数ミリ違うとこもあり、そのズレを微調整して仕上げていく作業。外部板は塗装をしているが、自然の恩恵を受ける事で様々な表現をもたらしてくれる。まるで木が生きてるようにも感じとれる。

May 15, 2015

Do It Yourself。

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今回は外壁で使用する杉板の塗装のお手伝い。枚数にして約300枚!!GW中に施主さんが半分ほど塗られておりましたので、その残りを設計松田さん、お施主さん、成村社員3名の総勢5人でぬりぬりしました。炎天下の中、約半日の作業。最初は冗談など言って行っていましたが、次第に慣れない作業って事もあってか疲労から口数も減り・・・。そんな中、数時間前に塗装した杉板に目をやると乾燥していい味が出ているのに気づくとみんなのテンションも次第とUPしなんとか無事完成。

May 8, 2015

新緑

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ただ今新築中の現場にて。
昨年冬に初めて訪れた時は枯れ木だった栗の木は、新緑が鮮やかでガラリと雰囲気が変わっていました。
切り倒された枝や廃材がまるで屋外現代アートのよう。
 
text_Miho Narimura

Mar 27, 2015

手きざみ

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家の骨組み。今はほとんどがプレカットという工法で家の骨組みを加工している。少し昔までは一本一本、墨をつけて加工していた。そうコスト・時間などプレカット=機械加工の方が安く・早く・正確なのだ。しかし今回はその機械でも加工できない箇所が存在する。

Mar 5, 2015

木こり

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栗の木伐採。将来、通路になる範囲をカット。すごく密集して生えている。チェンソーの音が山林に響き渡る。それにしてもこの栗の木欲しいなぁと思いそばで見ていました。

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