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Jan 20, 2015

座談会

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DIARY,初のイベント座談会。まず人が来てくれるのかものすっごく心配だった。がその不安もすぐに吹き飛んだ。若い方から年配の方まで年齢層の広い人が集まった。当初はイスに座り語り手が話す予定だったが、急遽お客さんと一つの円を作り開始することに。いよいよスタート。もちろん語り手,全員が初体験などで緊張もしていたが、この円を組むことで一体感が出ておのずとその緊張感もなくなっていった。馴れ初めや現場での苦労話など当事者が語っていく。そこには言葉ひとつひとつに重みがあり新鮮さがあった。

古い家を残す事。それは人とのつながりを残す事。カタチはどうあれその家の一部分でも現代に残すという事は歴史を受け継ぐという事。もちろんそこには職人の技術が必要不可欠。技術の継承の場が少なくなっていく現代でこのリノベに挑戦した事はものすっごく意味があったと思う。一筋縄ではいかない古民家再生。現場での対応・技術が求めらえる。ひとつとして無駄になることはなかった。

座談会も終わりに差し掛かろうとした時、うちのお客さんでもある年配の女性が口を開いた。この方はうちの前からのお客さんで、何百年か分からないが隙間だらけの家に昔のままの状態で住んでいる。お客さんが住みながら手を入れられている。自分達で出来ない範囲だけうちに依頼されるといった付き合い方。仕事量はたいした事はないんだが、毎回すっごく悩まされるややこしい内容ばかり。正直、職人も考え込むほど・・・。今回悩んだあげく案内を出した。内心こういった昔の現状のままの家に住む方からすると今回のリノべは邪道だと思われるに違いないと勝手に思い込んでた。でもそうではなかった。『この家を見て安心したわ』『私達が死ぬまで成村建設は大丈夫ね』と。感無量でした。泣きたいくらい嬉しかった。この家が技術の継承が出来ている事をこの女性に語りかけてくれていた。

座談会終了。


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