日本の住宅寿命、どのくらいか知ってますか??
おそらくこれの記事をご覧になった、ほとんどの方が驚かれると思います。
まず海外の住宅寿命と比較します。
アメリカ45年、フランス60年、イギリス75年、
我が国、日本・・・
なんと26年。そう実は一番、家の寿命が短いんです。
日本には古い建物が多いイメージですが、一般住宅はさほど残っていない。
日本の家はそんなにもろいのか??技術がないのか??
という声も聞こえてきそうですね。
ではなぜそんなに日本の住宅は寿命が短いのか??
これにはいくつかの理由があります。
①家のリフォームや手入れにお金をかける習慣がない。
②中古住宅の流通が活発ではない。
③子供達、次の世代の人たちに好まれるデザインではない。
海外では新築するのではなく、中古物件を購入し、リフォームにお金をかけている。
日本では約30年ほどで、家が建て替えられている。
これは風習の問題でもあるが、日本では今、流行りのデザインに囚われすぎなのかもしれない。
今は流行っているが、10年後は果たして流行っているのか??
自分の子供達が大きくなった時に今のデザインが好まれるのか??
これには日本のハウスメーカーの存在が大きく影響している。
海外ではハウスメーカー自体、存在しないのだ。
海外ではシンプルデザインな家がおおい。
いつの世代にも好まれる最もな要因であろう。
これも寿命が長い理由の一つだろう。
人と変わった奇抜なデザインが好き。よくわかる。
おしゃれな家が好き。これもよくわかる。
個性な家が好き。痛いほどわかる。
ただ、
シンプルが目立たないわけではない。また個性に欠けている家なわけでもない。
家とは住みながらにして、手を加え個性な家や目立つ家に育てていくのだ。
簡単なようで、難しいこと。
だがこうする事によって、もっと自分の住んでいる家が好きになるのではないだろうか。
Y-House リノベーション後。
設計：キトレペ建築設計事務所 かんとく：yamaguchi
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